夜勤のある病棟看護師は、生活リズムが崩れやすく、リフレッシュするために工夫が必要だ。特に夜勤明けの朝には、日光を過度に浴びないことが重要となる。
日光を浴びると脳が活性化し、目が冴えて眠れなくなってしまうからだ。もちろん、夜勤明けに熟睡してしまうと、昼夜逆転して夜に眠れなくなってしまうので注意が必要だが、夜勤明けの軽い仮眠は疲労回復に不可欠と言える。
退勤時には、つば広ハットやサングラスで日光を避け、帰宅後に午前中軽い仮眠をとってから散歩して日光浴しよう。仮眠前に軽食をとると、消化器に血液が集中し、眠りやすくなるという効果が期待できる。

リフレッシュに役立つアイテムとしては、アロマ噴霧器やアロマキャンドルが挙げられる。爽やかな香りを嗅ぐと、看護師は日頃の激務を忘れて癒やされるだろう。
また、入浴時に浴槽へ芳香剤を入れるのも効果的だ。香りの良い湯気を吸い込むと喉に潤いを与え、心身ともにリラックスできる。自分の好きな音楽を聴きながら温めのお湯に浸かるとさらに血流が良くなり、リフレッシュできるだろう。ただし、音楽の音量は低めにして聴覚器官への刺激を減らし、できればアップテンポの激しい音楽は避けて、緩やかな音調の音楽を選ぶ方が望ましい。

激務で興奮しすぎてリラックスできないときは、エアロバイクやウォーキングなど軽い運動をすると気持ちが落ち着く。負荷を減らして無理のないように運動することが大切だ。軽く汗をかくとさっぱりして、その後の入浴でリフレッシュできるだろう。